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IgA腎症になると、どうなるの? |
IgA腎症は、腎臓の糸球体の細胞にタンパク質の一種であるIgAが過剰に沈着し、長い時間をかけて腎臓の糸球体の組織を破壊していきます。
蛋白尿と血尿以外は、自覚症状がまったくないため放置されやすく、知らない間に腎臓の機能が低下し、5割近くが20年程度で末期腎不全になり、透析や腎移植が必要となります。
腎臓の機能低下の進行度合いは、腎生検という検査をして、次の4つに分類される。 ・予後良好群 − 透析に至る可能性がほとんどないもの。 ・予後比較的良好群 − 透析に至る可能性が低いもの。 ・予後比較的不良群 − 5年〜20年以内に透析になる可能性があるもの。
・予後不良群 − 5年以内に透析になる可能性があるもの。
私は3つ目、『予後比較的不良群』。放っておくと55歳で透析だそうです。
と、難しいこと書いてありますが、実際IgA腎症の私が感じた症状をいくつか書いてみました。
・とりあえず、痛みや違和感は全くなし。
・尿検査で必ず引っかかる。
・風邪を引いた人がいると、すぐうつる気がする。
・夜更かしがとっても辛い。(←これは年のせいかも・・・。)
・おしっこがよく泡立ってる気がする。
と、この5つが気なるくらいですが、ほんとに気になる程度で、生活していく上で尿検査以外まったく支障がありません。
私もそうですが、痛みがないと病院へ行かず、放っておく人が大半だと思います。唯一気が付けるのが尿検査ですので、尿で異常が出た人は、なるべく早く病院へ行って欲しいと思います。
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