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 IgA腎症ってなに?
IgA(免疫グロブリンA)腎症とは、慢性糸球体腎炎という腎臓の機能が低下している病気の内の一つで、日本を含むアジア地域に多く、日本の慢性糸球体腎炎の40%以上をIgA腎症が占めている。
慢性糸球体腎炎は、メサンギウム増殖性腎炎、膜性増殖性腎症、膜性腎症に大別でき、IgA腎症はその中のメサンギウム増殖性腎炎に分類される。
このメサンギウムは腎臓内の糸球体にある細胞で、腎炎になると増殖して、細胞内に細菌などから守るタンパク質の一種IgAを過剰に沈着するようになる。これがIgA腎症と呼ばれる症状である。
IgA腎症は、10代後半から30年代前半に多く発症するが、10歳未満や50歳以上でも発症することもある。患者は男性に多く、女性の発症件数の数倍にもなる。また、IgA腎症は遺伝的な要素も疑われている。
蛋白尿や血尿以外、自覚症状がまったくないため放置されやすいが、5割近くが20年程度で末期腎不全になり、透析や腎移植が必要になるという怖い病気である。

私の場合でも、祖父が亡くなる前は、末期腎不全で透析を受けていましたので、やはり、遺伝しているような気がしますね。

腎臓の機能低下の進行度合いは、、腎生検という検査をして、次の4つに分類される。
  ・予後良好群 − 透析に至る可能性がほとんどないもの。
  ・予後比較的良好群 − 透析に至る可能性が低いもの。
  ・予後比較的不良群 − 5年〜20年以内に透析になる可能性があるもの。
  ・予後不良群 − 5年以内に透析になる可能性があるもの。
私は3つ目、『予後比較的不良群』。放っておくと55歳で透析だそうです。


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